2024年3月‐4月

やっと春らしい陽気に
なりました。

でもまだ油断禁物

でしょうか。

 

春は出会いと別れの季節です。

何と出会い

何と分かれるのかって

主に「人」ですよね。
大切な人、親しい人との別れは

辛いものです。

また、新しい出会いは

ワクワクする反面、

緊張と不安を伴います。

 

まだ充分に

コミュニケーションがとれず

相手を理解できないうちは

不用意な言葉で傷つけられる

ことも(傷つけることも)

あるかもしれません。

 

そんな時に

支えになるかもしれない言葉を

紹介します。

 

それは孫正義氏の言葉。

孫さんといえば

ソフトバンクの創業者で

取締役。多くの日本人が

何かしらで

お世話になっていたり

少なくともその名前を知らない

人はほぼいないかと思います。

 

それは2013年1月8日、

孫さんのX(旧Twitter)に投稿

されたものです。

 

孫さんについて

「髪の毛の後退度がハゲしい。」

と失礼なツイートが

あったようでそれに対して

孫さんは

 

髪の毛が後退している

のではない。

私が前進しているのである。

 

と返したのです。

@masason

 

自己肯定感、自尊心、自身、

ユーモア、余裕・・・。

さすが大企業のトップとも

なると、あらゆる難関を

乗り越えてきた分、

精神が鋼レベルです。

 

そして何より

視点を変えることの

大切さを端的に教えてくれる

言葉だと思うのです。

 

何か嫌なことがあった時に

孫さんのノリで言い返せと

いうわけではありません。

下手すると大きなもめごとに

発展してしまいます。

 

ただ、頭の片隅に置いておくと

少しだけ気楽になれたり

しないでしょうか。

 

春はウキウキわくわくドキドキ

と、良くも悪くも

ストレスがかかり

精神的に、そして肉体的にも

ゆらぎがちな季節です。

少しずつバランスを調整

しながら、穏やかに

過ごしましょう。

2023年12月‐2024年2月

2024年という新年を迎えて

今年一年を良い年にしたいと

気持ちを新たにしていた矢先に

能登地震が

起きてしまいました。

 

今もなお、

慣れない避難所での生活や

家屋の修復に追われていたりと

大変な思いをされている方々が

多いというニュースを

目にします。

 

そんな中、

ボランティアの方々や

ライフラインの修復のために

毎日汗を流す工事関係者、

自衛隊や警察官、

医師看護師など

それぞれがそれぞれの

使命感や知識技術、温かい

思いを持って集結し

能登を救おうとしている

様子はとても頼もしく

人の温かさを感じます。

一人ひとりの力は小さくても

繋がっていけば大きなパワーに

なるのだと、そして必ず

復興できると信じることが

できるのです。

 

地震発生から1ヶ月が過ぎた今

「災害関連死」が

懸念されています。

その原因のひとつが

「エコノミークラス症候群」です。

 

「エコノミークラス症候群」とは

長時間同じ姿勢でいることにより

血行不良になり、血液中に

血栓(血のかたまり)ができ、

その血栓が血流に乗って

肺や心臓、脳の血管で

詰まってしまう症状を

言います。場合によっては

命に係わる危険なものです。

 

予防法は

•軽い運動をする。

•こまめな水分補給

•ゆったりした服装

•ふくらはぎを揉む

•足を上げて眠る

•アルコールを控える

•禁煙

などです。

 

軽い運動の代表例は

かかとの上げ下げです。

椅子に座っていても

壁に手をつき体を支え

立っていても行えます。

脚を腰幅程度に開き

両方のかかとを同時に

上げ下げします。

寝ていても同様に

動かすことができます。

 

できれば

脚の運動だけではなく

全身を動かし血流を

促しましょう。

ラジオ体操など

なじみのある簡単な運動が

お勧めです。

大きな災害に合い

心身ともに疲労している時には

体を動かすのも辛いかも

しれません。

決して無理はせず、

少しずつ、

一回だけでもいいです。

動いてみてください。

不思議なもので体を動かすと

心が少しだけ

軽くなったりします。

 

そしてこの

「エコノミークラス症候群」は

災害時だけに起きるわけでは

ありません。

日常生活の中にもリスクは

あるのです。

 

例えば

長時間の移動やデスクワーク、

人との会食など

"同じ姿勢でいる"ことは

リスクを高めてしまいます。

 

ぜひ、血流のためにも

こまめに体を動かしましょう。

2023年10‐11月

やっと

涼しくなってきましたね。

それでもまだまだ油断ならない

ようで、

天気予報によると

11月になっても夏日がある

とのこと。気温25℃以上の日が

あるかもしれないのですね。

 

調べてみると

2015年の今頃は東海地方で

だいたい17℃くらい。

気候変動と言われて

久しいですが、いよいよ

急速に気候が変わっている

ようです。

 

なんたって初老の私ですら

もう11月だというのに

まだ半袖のTシャツを着て

外をうろついていますから。

 

これから先を思うと

不安でしかないこの環境変化に

とまどっている今、

ある偉人の言葉を

目にしました。

 

 

最も強い者が

生き残るのではない

 

最も賢い者が

生き残るのでもない

 

唯一生き残るのは

変化できる者である

 

チャールズ・ダーウィン

(イギリスの自然科学者

地質学者 生物学者)

 

 

「そのとおーり!」

(故財津一郎さんに

敬意を込めて)

大自然に抗うなんて

できません。

ここから予想される高温多雨に

いかに適応していくのか、

いかに

自律神経を合わせていくのか、

しなやかに変化しながら

受け入れていきたいと

思います。

2023年9月

今年の年末、
12月27日(水)に
「B-beeマルシェ(仮)」を
開催します!
開催場所は当ジム
B-beeヘルス・ラボ。
いまのところ
無農薬野菜の販売、
ハンドメイドのアクセサリー、
古着や雑貨、草花の
フリーマーケット、
カメラマンによる撮影などが
出店を予定しています。
詳細は全てが決定してから

発表します。

さて、なぜ
トータルコンディショニング
ジムという健康づくりを
目的としたジムで
マルシェなのかというと。

常日頃、
お客様との会話の中で
一人ひとりがいろいろな
特技や趣味を持ち
また、高い技術と志で仕事を
している方もいて、
それぞれのそのエネルギーが
ひとつに集結したら
ものすごく楽しいことが
できるのではないかと
勝手に思い込んだのが
始まりです。(笑)

私のヨガの師匠の言葉です。
人間一人ひとりは
ジグソーパズルの1ピース
であると。
ピースはすべて形が違います。
そして、
たった1つが欠けただけでも
パズルは完成しないのです。
人間もそれと同じ。
この世に同じ人はいなくて
個性と何らかの役割を持つ
唯一無二の存在です。
その個性に優劣はなく、
その形だからこそ、
その人だからこそ
意味があるのです。
そして個性を発揮した時に
無意識に誰かを幸せに
したりもするのですね。


コロナ騒動がいまだ終わらず、
そうかと思えば
この夏は猛暑という表現では
足りない程の暑さです。
元気を出そうにも
どうにもならない状況のなかで
一人ではへこたれそうでも
みんなの
個性的なエネルギーが集まれば
相乗効果で何かできるはず。
できたパズルははたして
かっこいいのか
美しいのか
芸術的なのか
残念、ずっこけなのか。(笑)
いずれにせよ
出店者、お客様みんなが

ほんの少しでも元気になれば
B-beeヘルス・ラボの理念が
かなうと思うのです。

2023年8月

毎日毎日暑いですね。
いったいどれだけ高温なのかと
調べてみたら、
静岡県沼津市は11時現在
32.9℃。
体温を超えないだけまだ
マイルドなのかと。

 

この猛暑の中、
気をつけたいのは熱中症です。
熱中症予防に関しては
耳にタコができるほどの情報を

浴びているとは思います。

 

●エアコンの使用

●水分補給

●塩分補給

 

この基本は絶対として

加えたいことが1点あります。

それは

「カフェイン、アルコールの

摂取」に気をつけること。

 

カフェインはコーヒー、紅茶、

緑茶、チョコレートなどに

含まれます。

アルコールはいろいろな種類の

お酒すべてですね。

 

カフェイン、アルコールには

利尿作用があります。

利尿作用とは

排尿を促す作用、つまり

水分を必要以上に体外に出して

しまうのです。

 

例えば

ビール1リットルを飲むと

体から1.1リットルの水分が

失われるという一説も

あります。

 

とはいえ、この猛暑。

アイスコーヒーを飲んで

休憩したり、仕事を終え

晩酌したくもなりますよね。

ですから

「コーヒー飲むな!」

「ビール飲むな!」と

いうつもりは

一切ございません。

ただ、このことを

頭の片隅には置いておいて

ください。

くれぐれも

水分補給の目的で

アイスコーヒーを飲んだり、

ビールを飲んだりといった

選択ミスは避けましょう。

 

かく言う私、熱中症の経験が

あるのです。

日中運動指導の仕事で

滝のような汗をかき、

その夜、仲間と

屋外のビアガーデンで

またまた大汗かきながら
お酒を飲んで帰宅。

家に帰ってきてしばらく

したら、

頭の中からハンマーで頭蓋骨を

叩き割られているような

今までに経験したことのない

頭痛にみまわれました。

幸い、それ以上のことは起きず

次の日には治まっていたので

大ごとにはなりませんでした。

 

とにもかくにも

この夏をうまく乗り越えねば

なりません。

そのためには改めて

●食事

●睡眠

●運動

の生活習慣を整え

体力のベースを作り

その上で熱中症予防の対策をし

鉄壁の守備で臨みましょう。

2023年7月

蒸しますね。
予想によれば来週あたりに
梅雨明けするようですが、
どうなるでしょうか。

今年の夏も猛暑になる
ことでしょう。

熱くなれば薄着になり

薄着になれば体型が気になる
ということで

「痩せる」ということについて

書こうと思ったのですが

以前同じテーマで

書いたような気がして

確認してみました。すると

なんとちょうど1年前の

2022年7月に同じテーマで

すでに書いてありました。

1年経っても私の脳内は更新

されていないようです。

その記事によると昨年の梅雨は

13日間しかなかったようです。

それに比べれば今年は

梅雨らしい梅雨が続いて

いるのですね。

 

梅雨が明ければ猛暑です。

何よりも熱中症対策に

気を付けなければなりません。

私自身もそうですが、

ジムを利用するお客様が

体調を崩すことがあっては

ならないのです。

 

熱中症予防で気になるのは

マスクの着用です。

コロナ禍の3年間で

すっかり習慣化したマスク。

解禁された今も着け続けている

人のほうが多いように

感じます。

この習慣があだになっては

いけません。とはいえ

熱中症に対して

どこまで危険なのか、はたまた

危険ではないのか、

これを私見や雰囲気だけで

決めつけて伝える訳には

いかないので

少し調べました。

 

すると

マスクは熱中症予防のために

NGという意見だけではなく

熱中症発症に影響しない

という研究結果があったり、

厚労省の啓発用資料にも

特に記載がなかったりと

ますます私の脳みそが

ねじれる結果に。(笑)

 

とはいえ

たとえ熱中症の発症に
影響しないとしても

マスクを着けていると

かなり暑苦しいのも事実。

また副作用として

頭痛、皮膚炎、認知機能低下

などもあるということなので

着用については慎重に判断

した方がよさそうです。

 

他人を感染させる確率と

自分が感染する確率を

下げる効果と、

熱中症やその他の健康被害を

受ける可能性を天秤にかけつつ

もちろん公共のマナーを守って

この夏も元気に

過ごしましょう。

2023年6月

「木こりのジレンマ」
という寓話を
ご存じでしょうか。
私は最近知りました。

それはこんなお話です。

森の中で、木こりが
刃のこぼれた斧で
一生懸命に木を切っていた。
通りかかった旅人が
「刃を研ぐともっと早く
たくさんの木を切れますよ」
と言ったところ、木こりは
「木を切るのに忙しくて
そんな暇はないんだよ」と
返事をした
(シマウマ用語集より引用)

さて、
この寓話によって
私は何が言いたいのか。
それは
木こりを
体調不良を抱えながら
日々奮闘する多くの方々、
斧を
その方々の体、
旅人は
その家族や友人トレーナーなど
身近な第三者に置き換えると
分かりやすくなるかと
思います。

例えば、
体調不良のAさんが
会社で一生懸命残業
しているとして。
でも、疲れていて
頭がうまく働かず
捗りません。
そこに家族からスマホに
メッセージが届きました。
「残業続きで
最近顔色も悪いから
今日は早めに切り上げて
ゆっくり休んだら
どうですか?」
ところがAさんは
「忙しいんだ。時間がない。
休んでなんていられない。」と
反発し、
夜中まで残業、
入浴はシャワーだけで済ませ
夜食を食べ
TVを観ながらソファーで
うたた寝。
翌朝、疲れの残った体で
会社に向かい、
すると当然
疲れた脳では集中できず
仕事が捗らないし
ミスも増える、と。

いかがでしょうか。
これ、
あるあるではありませんか?
体調不良が長く続くと
それが常態化し、
自覚できないことも
あるかもしれませんね。

それはまさに悪循環、
負のループに
はまっているのです。

もしAさんが
家族の言葉に従って
仕事を途中で切り上げ、
その日はゆっくり
家族と過ごし、
入浴で体を温め
ぐっすりと眠ったとしたら
次の日のパフォーマンスは
格段に上がるのでは
ないでしょうか。
それをきっかけに
今度は
好循環の波に乗れるのです。

健康づくりの
ひとつの要素として
運動は必須です。
軽い運動を毎日行って
欲しいと思います。
そのためお客様に
「宿題」として
簡単な筋トレやストレッチを
提案することがあります。
でもこれ、
なかなか
実行してもらえません。(笑)
理由は
「忙しい」
「時間がない」
「疲れている」などなど。
これはまさしく
木こりの発想。

木こりが斧を研げば
サクサク木が切れ
研ぐ前よりも
早く作業が終わるはずです。
それにより時間に余裕が生まれ
さらに、道具の手入れや
体を休めることも
できるのではないでしょうか。

同じく、
人が体を手入れすれば
痛みや疲労、不調が消え
その分効率よく
活動でき、ゆとりが
生まれ、
心身共に豊かになれると
思うのです。

確かに
忙しい時は
自分の体のことは
後回しになりがちです。
でもそこを何とか
踏ん張って、
自分の体という道具を
丁寧に手入れして欲しいと
思います。

ご希望があれば
「宿題」をだしますよ!(笑)

2023年5月

今年1月、このブログで
「習慣化」について書きました。
健康づくりには
運動の継続が必要で、
そのためには意志の力ではなく
環境を整え習慣化しましょう、

といった内容です。

今回も結論は同じです。
しつこくてすみません。でも、
いい例え話を思いついたもの
ですから、ご披露します。(笑)

あくまでも例え話です。

 

これまた以前に書いたのですが
「歯みがき」は多くの方が
習慣にしていると思います。
なぜ習慣化できているのかと

考えると、おそらく

①虫歯予防(痛い、歯を失う)

②口臭予防(他人に嫌がられる)

③歯の黄ばみ(見た目が悪い)

などなど

割と切実な理由が動機になって

いるのでは

ないでしょうか。

その動機のもと、時間も場所も

決めて、毎日歯を磨いている

方がほとんどかと思います。

 

でももし、
歯みがきのための道具が
とても不便な場所にあったら

どうでしょうか。

 

1階の洗面所で歯を磨こうと

して歯ブラシを出すために、

2階にある一番奥の部屋で

押入れの天袋を開けるために

脚立を出し、手前に置いてある

段ボールをどけ、

取り出した箱のふたを開けて

やっと手にする

ことができるとしたら。(笑)

そして使用後またそこに

しまわなければならないと

したら、果たして歯みがきは

習慣化するでしょうか。

 

あくまでも極端な例え話です。

でもこれと同じ現象が

家トレ(自宅での運動)で

起きていると思うのです。

 

休日に時間ができて

いざ、家トレしようと

思い立っても、

「マットは押入れの奥」

「ダンベルは漬物石がわり」

「ぶら下がり健康器には

洗濯ものが干してある」

となると、始めるまでに

よけいな労力が

かかってしまいます。

 

また、

外に歩きに行こうとした時に

「人に会うかもしれないから

着替えよう」とか

「歩きやすいシューズがない」

「財布やスマホは必要か」

とか考えだすと、これも

小さなハードルになって

しまいます。

 

この小さなハードル

一つひとつが

歯みがきで言うところの

天袋の歯ブラシなのですね。

 

要は"めんどくさい"。

めんどくさいと

最初の数回は頑張れても

習慣化は難しくなって

しまいます。

 

そして結論、思い立った時に

即行動に移せるよう予め

準備しておこう、という

ことなのです。

家トレスペースを作って

おいたり、ウォ―キング用の

服やシューズ、小物を

完全に決めてしまいましょう。

そうすれば

探したり迷ったりという

脳への負荷を最小限に

留めることができます。

 

と、

習慣化やら継続やら環境やらと

偉そうに言っている私のブログ

更新は、ご覧のとおり

滞りがちでございます。

猛省します。

 

2023年2月

このサイト内の「ニュース」にも
書きましたが、
3月13日から
コロナ感染予防のための
マスク着用が
任意になるそうです。

コロナ騒動が始まり約3年。
やっと少し解放されたような
気分です。

とはいえ
3年間もマスク越しに人と
接してきて、すっかりそれに
慣れてしまい、今さら
はずすというのも
少し恥ずかしいような、
複雑な心境でもあります。

それで思い出しました。
「メガネは顔の一部です。」
という東京メガネのCM。
今や
マスクは顔の一部に
なってしまいました。(笑)

これからは"個人の判断"と
いうことなので、
着ける人はずす人
様々でしょう。
完全に元通りではありません。

それでも
大変なことがいろいろあった
この3年間に区切りをつける
象徴的な出来事かと
思います。

明けない夜はないのですね。
私はジムに訪れるお客様の
明るさに
随分力づけられたと
思います。
まだ終わってはいませんが
これからも
力を合わせてどんなことも
乗り越えていきましょう!

2023年1月

あけまして

おめでとうございます。
今年もよろしく
お願い致します。

一年の計は元旦にあり。
「今年こそは運動するぞ。」と
固く心に誓った方もいるのでは
ないでしょうか。
高い目標をかかげつつも
意志が弱くて
いつも三日坊主だから、今回も
続けられないかもしれないと
一抹の不安を
感じているかもしれません。

安心してください。
継続には意志の力など
必要ありません。

モチベーションが高まっている
今がチャンス。
徹底的に
環境を整えてください。
何も考えなくても勝手に
からだがウォ―キングに
出掛けてしまう、
勝手にスクワットを始めて
しまうくらいの環境を
整えるのです。

具体的には
普段着、室内着を常に
動きやすい服装にして
運動に出掛ける為に
着替えるという面倒を削減。
玄関にはスポーツシューズを
出しっぱなしにしておく。
タオルや水分補給用の
ペットボトルなど必要なものは
決まったリュックに入れて
すぐに持ち出せるように。
また、目標地点を少し遠い
スーパーやコンビニ、銀行など
用事を済まさなければならない
ところに設定するのも
良い方法です。

また、室内に
トレーニングスペースを
作るのもお勧め。
畳2畳分くらいで充分です。
ヨガマットを
引きっぱなしにして
出来れば全身が映る鏡があると
完璧です。
その時に、
スペースがもったいないからと
筋トレに無関係なものを
置くのはNGです。
のびのびと
動けなくなるばかりか
怪我の原因にもなります。
専用スペースがあれば
条件反射的に
筋トレに集中できて
効率も良くなります。

仕事が忙しくまとまった
時間がなかなか取れないので
あれば、
無理をして挫折するよりも
仕事の隙間時間をうまく活用
しましょう。
休憩時間に軽くからだを
動かすと、予想よりも
気持ち良く、その後の仕事も
捗ることを
実感できるかもしれません。
職場の仲間を誘って始めれば
励まし合えるし、
楽しくなって継続できるのでは
ないでしょうか。

環境を整えて
習慣化してしまえば
歯磨きのように
やらなければ気持ち悪い
というくらいになるかも
しれません。
そうなればしめたもの。
ぜひ
「運動の為の環境整備」を
してみてください。

2022年10月

唐突ですが
本のご紹介。

刀根健著
「さとりをひらいた犬」
です。

ネタバレしないように
要約すると
題名そのまま
「さとりをひらいた犬」
の物語です。(笑)

主人公は猟犬ジョン。
"ご主人様"である人間の猟を
手伝う7匹の犬たちの
リーダーを務め、
自他ともに認める
優秀な猟犬です。

そのジョンが
一匹の狼と出会い
その言葉に大きく心を
揺さぶられ
安心安全ないわゆる
コンフォートゾーンを
飛び出して
本当の自分を見つける為の
冒険の旅に出るのです。

結末は
想像通り。
ありきたりな物語とも
言えます。
ではなぜお勧めなのか。

「さとり」という言葉が
使われていることからも
仏教的、つまりヨガ的な思想が
描かれているのです。
ヨガ哲学というのは難解で
私もいまだに全然分かっては
いません。(オイオイという
つっこみは甘んじて
受け入れます。)

ただ、なぜヨガをするのか
ということ、その道筋が
見えているのといないのでは
享受できるものが
違ってくるわけで、
私も自ら学び続けながら
つたない表現力で
皆様に伝える努力は
しています。

そしてこの本。
非常に分かりやすく
その部分を補ってくれる
良書であると思うのです。

今現在、ヨガを続けている人
これから始めようという人
その世界観に興味のある人
などなどに。

この物語に
登場するほとんどが
森の生き物たちです。
まるで
絵本を読んでいるかのような
優しい気持ちにもなれます。
そして
読後は深く深く
考えさせられもします。

秋の夜長、
お勧めの一冊です。

2022年8月

早いもので

8月も半ばとなり
世間はお盆休みですね。
今月はこのブログへの投稿が
遅くなってしまいました。
あわや8月9月合併号か、
というすんでのところで
今、したためております。

言い訳は承知の上で
言うならば、
昨月末から

環境変化が著しく
今やっと落ち着いてきた所
なのです。
先送りはブログに限らず
自主トレもメンテナンスも
気付けば半月
やらずじまいです。

そうなってくると
初老の身。
明らかにガタがきまして
調子が悪い。やっと
時間や自身のエネルギーに
余裕が生まれ、ケアを
再開するつもりですが
崩れまくった体調を
マイナスからプラスに
持ち上げるのはかなり大変
であろうことは
覚悟しなければなりません。

この出来事で分かったことは
ふたつ。
まず、多忙であったり、
それによって疲れていると
自身のケアは二の次になりがち
ということ。なんたって
ケアの重要性を日々説いている
張本人がこのていたらくです。
そして、多忙+疲労+ケア不足
=体調悪化が止まらないという
状態に陥り
生活上のパフォーマンスは低下。
低下により活動が滞り
しわ寄せ的に多忙になり
疲労蓄積、
面倒になりケア不足、そして
パフォーマンス低下。
まさしく負のループ。

仕事に限らず
ままならない出来事は
ちょいちょい
起きるわけで。
そんな中でも
いかに自分の体調を
ベストに保っていくか、
それができて初めて
健康人生の達人として
認定されるのだと思うのです。

私はまだまだ。
修業がたりていなかった
ようです。(笑)

2022年7月

梅雨明けしましたね。
今年、東海地方の梅雨は
たったの13日間。
もはや
梅雨入り宣言も不要かと。

さて、
本日のネットニュースで
目にした事柄について。

若年女性のやせ形、対策強化
適切な健康管理促す、厚労省

20代女性の約20%が
BMI18.5未満の「やせ」であり
健康問題のリスク、
妊娠出産のリスクが
危惧される為
厚生労働省が研究班を
立ち上げた、ということです。

「遅い。」
まず、そう思いました。
そして
テレビや雑誌、ネットで散々
「やせ至上主義」を煽っておいて
何を今さら、とも思います。

職業柄、「やせたい」という
オーダーは少なからず
受けてきました。
でもその中には、
今のままで充分健康的で
美しいという人達も
多いのです。
(はい、やせた方がいいですね
というケースもありますが笑)

想像するに
メディアで目にする
芸能人、モデルへの憧れや
何よりも会社や学校での
同性、異性からの評価の
影響が
大きいのかもしれません。

そしてその「やせたい」という
欲望に付け込むようにして
テレビ番組やCMで
"すぐに""簡単に""楽に"と言って
商品を売り込み、
○○インストラクターと名乗る
時の人が生まれる。

そのすべてが
人々の幸せに繋がるのであれば
ちょっと脚色が過ぎても
真実とは言えなくても
娯楽として価値はあります。

ところが結果として
若い女性の健康を奪って
しまっているのです。
体だけではなく
行き過ぎた「ルッキズム」の
せいで、自尊心をも
奪っている。

やっと今、
厚労省が動き出したけれど
社会全体の風潮を一変するには
どの位の時間がかかるのか。

私もこのジムで
ダイエットの
手伝いをしているし
SNSやブログで
発信もしています。
でも
そのゴールはあくまでも
「健康美」です。
生活習慣をしっかり管理し
毎日の体調に気を配っていれば
自然に
その人なりの美しい体型に
変わっていきます。
それが
B-beeヘルス・ラボの提案する
ダイエット法です。

2022年6月

毎日、スッキリしない天気が
続いています。
そろそろ梅雨入り。
そして梅雨が過ぎれば
暑い夏です。
暑くなれば皆、
薄着になります。
薄着になり体のラインが
目立つことの準備として
だいたい今の時期から
ダイエットを始める方も
多いのではないでしょうか。

その一助になればと
Twitterや
ブログ「ぶるさんの健康雑記」で
ここ最近はダイエットをテーマに
記事を書いています。

とはいえ提案するのは
「すぐ痩せる魔法の方法」では
ありません。
ここで断言します。

魔法はありません。

私たち人間は
地球上の生物の一種。
その体の仕組みは
びっくりするほど精密で
生き抜くために
よくできています。
そしてそれは
一定のリズムを持っていて
それに反することは
できません。

そのリズムから外れた
「すぐに瘦せる」
「簡単に痩せる」
「楽に痩せる」
これはNOです。

なぜ、
あえて強く否定しているかと
言うと
ダイエットの歴史を
調べてみたら
何とも言えない
複雑な心境になったからです。

昔々の
健康サンダルから始まって
紅茶きのこ
りんごダイエット
やせる石鹸
朝バナナ
ビリーズブートキャンプ
断食
スムージー
カービーダンス
耳つぼ‥

まだまだほんの一部です。
年代にもよるけれど
懐かしく感じる人も多いかと。
私はやせる石鹸を
使っていました。(笑)

60年ほどの間に
これだけの数の
ダイエット法が流行っては
消えていったのです。
それ程までに
美しいプロポーションを
求める人が多いとも言えます。
そしてその一つひとつに
一長一短、
いいところがあったとはいえ
「本質」では無かったからこそ
消えていったのですよね。

もう、
魔法を期待する幻想は
捨てましょう。
それを捨てない限りは
流行りものに目を奪われ
時間も金銭も浪費することに
なります。
何よりも健康的な体を
手に入れる機会を失って
しまうのです。

健康もダイエットも
「食事」
「睡眠」
「運動」
このバランスにつきます!

2022年5月

GW真っ只中。
B-beeヘルス・ラボは
祝日も変わらず
営業中です。
とはいえ
来客も極めて少なく
半ば
お休みモード。
その空気感に流されないように
気を引き締めています。

連休が通常営業だというと
驚かれたり、
訝しがられる(笑)ことが
時々あります。
30年以上それが当然の
仕事をしてきた身としては
その反応に驚きます。
サービス業ですから
多くの人が休んでいる時にこそ
営業します。
会社勤めなど
日常、仕事をしていると
多くの方が、なかなか
自身のメンテナンスに
時間を割けないのでは
ないでしょうか。
時間の余裕がある時こそ
自分自身の手入れに
その時間を使って欲しいと
思います。


でも、
会社によっては10連休。
コロナ騒動が
少し落ち着き
海外旅行も大混雑という
ニュースを
目にしました。
そりゃそうですよね。
楽しいことが最優先。
精神的ストレスの解消も
必要です。

それならば、ぜひ
日常に戻る手前で
遊び疲れも含め
自身の体に
目を向けて欲しいのです。
健康や体力に自信があっても
また、
どれだけ楽しくても
非日常を過ごした体には
疲労が残っているものです。
自宅でのんびりと
寛ぎたいところですが
それではいまひとつ
回復しづらい。

速やかな疲労回復のために
「アクティブレスト」という
方法があります。
ただ体を休めるのではなく
あえて軽く運動することで
血流を促し、
疲労物質を排出させるのです。

ポイントは
「軽く」です。
例えば近所を散歩したり、
家の中なら
ラジオ(テレビ)体操程度。
目的は
血流を良くすることですから
体が温かくなれば
充分です。
特に
長時間の車移動を
したのなら要注意です。
思っている以上に
体はダメージを受けていると
考え、充分に
アフターケアをして下さい。

「面倒だから後回し」
このツケが
どれだけ恐ろしいことなのか
それを
思い知った時には
「時すでに遅し」
その日の疲れ
その日のうちに。
心身共に
ベストコンディションで
日常生活に戻り
充実させましょう!

2022年4月

春になり
ホッとできると思いきや
日中暑く、夜に冷え込むこの頃。
自律神経が過重労働、
その内労働組合を立ち上げて
乗り込んでくるのでは
ないでしょうか。

この「自律神経」が
不調になることは
なぜか
「心の病」と誤解されがちです。
でもその誤解は解いておいた方が
いざ、調子を崩した時に
より回復を早めることに
繋がるかと思います。

自律神経は
内臓の働きや
血液の流れなど、
生命を維持するための機能を
司どっています。
自律神経は
自分の意思で
コントロールできません。
心臓を動かして
血液を全身へと送る、
呼吸をする、
食べ物を消化し
栄養素を吸収する、
暑い時に汗を出し
寒い時に体を震えさせて
体温調節するー
これらはすべて
自律神経の働きによって
制御されているものです。
(眠れなくなるほど面白い
自律神経の話より抜粋)

神経は情報伝達通路です。
自律神経は
1日24時間
オートマチックに
情報伝達の仕事をして
人の生命活動を支え続けて
くれているのです。

この頼もしい自律神経に
身体的、精神的ストレスによる
負荷がかかり
耐え切れなくなると
どこかしらに不調が
現れます。

だるい、眠れない、
疲れが取れない、
頭痛、動悸、めまい
胃腸症状
イライラ、不安感‥。
もちろん
大きな病気が原因のことも
あります。
病気の有無はしっかり確認し
医師の指示を受けて下さい。
その上で
「生活習慣」を見直しましょう。
睡眠、
食事、
運動。
そして人間関係も含めた
「生活環境」の中に
自身を苦しめている要素は
ないのか。
あるのなら変えていく
努力も必要です。
以前話題になったドラマ
「逃げるは恥だが役に立つ」の
タイトルどおり、
逃げていい時もありますから。
いや、むしろ逃げることは
恥ですらないと思います。

健康第一。
体が資本。
命あっての物種です!!

2022年3月

春ですね。

 

3月4月は
別れあり出会いありと
何かと変化し
気分も
ソワソワします。

 

気温も上がり
筋肉にとって
いい環境。

さぁ、運動しましょう!(笑)

 

日々、
多くの方に
話を伺う中で
感じることが

あります。

 

体の悩みは人それぞれです。

一概には言えない中
あえて一言にすると、

その原因は

「生活習慣」にあります。

 

生活習慣とは

「睡眠」

「食事」

「運動」。

 

そして

多くの人が

堅守し、譲らないのが

「食習慣」

 

私は運動指導者であり
運動の重要性を

伝えるのが仕事です。

ただ、

残念ながら

運動だけで体の問題解決は

できないのです。

 

ダイエットしたい。

ならばまず

食事を見直して下さい。

高血圧を改善したい、

コレステロール値の

バランスを改善したい、

これも

食事の見直しは必須です。

そして関節の痛み。

過体重は

股関節、膝関節に

大きな負担を強います。

食事を変え

体重を減らさなければ

なりません。

 

おそらく多くの人が

その必要性は

充分理解しているのだと

思います。

 

でも、

「食べること」は

楽しみでもあるのですよね。

何とか

そこは変えずに

運動量でカバーしようと

考えて

何かしらの運動を始める人も

いるようです。

 

でも、

望むような結果は

得られないと

断言します。

なぜなら

「運動」に

そこまでの威力は

ないからです。

 

とはいえ

誤解のないように

付け加えると

「運動」も

必須ではあります。

 

「睡眠」

「食事」

「運動」

この三種が揃って

初めて「健康」に

近づきます。

そして

大切なのは

そのバランス。

もう、

大変です。(笑)

 

暖かくなり

何かを始めたくなる

この季節。

より健康体を

めざすなら

まずは

「食事」

見直しましょう!

 

2022年2月

寒い。

寒すぎる。

 

気温が低いと

当然、体は冷えます。
体が冷えているということは

筋肉が冷えている、

ということです。

筋肉が冷えていると

うまく機能しません。

いつもどおりの動きで

「ギクッ!」と

なることも

充分ありえます。

お気を付けください。

 

その予防のためには

体を温めるのが必須です。

もう一般に定着した感のある

言葉、「温活」です。

 

●夜、お風呂に入ること。

●必要十分に服を着ること。

●「首」と名の付く場所、

 「手首」「足首」そして「首」を

 保護すること。

●温かいものを食べること、
 飲むこと。

●湯たんぽ、カイロ、腹巻、
 手袋、マフラー、
 レッグウォーマーなどを
 うまく使うこと。

 

そして、

大切なのが運動です。

ひと口に運動と言っても

目的別にいろいろありますが

「温活」にはまず

「筋トレ」です。

 

なぜなら

筋肉が体温を

作ってくれるから。

(内臓の働きも熱を作ります。

よって筋肉だけという意味では

ありません。)

筋肉量が多ければ

発熱量も多いのです。

男性が暑がりで

女性が寒がりという傾向に

関連しています。

 

あくまでも私の感覚ですが

筋トレを嫌う人が

多いように思います。

何か運動をしなければと

ウオーキングをしているという

話はよく聞きます。

でも「家で筋トレしています!」

と聞くことはめったに

ありません。

ウオーキングとストレッチは

するけれど、筋トレはしない、

というパターンも

多いように思うのです。

 

あえて

断言します。

筋トレをしなければ

健康なからだ作りは

できません。

 

①有酸素運動

②筋トレ

③ストレッチ

この3種をバランス良く行って

初めて

体調を維持できるのです。

 

とはいえいきなり

筋トレしろと言われても

何をすればいいのか

分からないとは思います。

 

あえて

ひとつだけ言うならば、

「スクワット」です。

 

スクワットはモモを

鍛えるだけ、と

思われがちですが

体幹から両脚の前後まで

広範囲で刺激できる優れもの。

 

やり方は今の時代、

ネット検索すれば

いっぱい出てくるでしょう。

信頼できる記事を選び

行ってみて下さい。

特に、

安全確保のための注意点には

必ず従って下さい。

怪我をしたら

元も子もありません。

 

もちろん

B-beeヘルス・ラボでも
スクワットのみならず

あらゆる筋トレを

懇切丁寧に指導致します。
よろしければ

お声かけ下さい!(笑)

2022年1月

オミクロン株。

 

ぼちぼち平穏な日常が

戻るのではないかと

勝手な予測をしていました。

あぁ、手ごわすぎる。

 

ホラー映画のワンシーン、

恐ろしい怪物から走って逃げ

何とか振り切ったと

一息ついてもたれかかった

その壁から、ドーン!

太い腕が飛び出す、みたいな。

 

私は、誰の挑戦でも受ける。

(分かる人にしか分からない

表現ですみません。)

ファイティングポーズを
取り続ける所存です。

 

さて、年初。

そして寒い日が続いています。

 

一年の計は元旦にあり、という

ことで、運動の継続を目標に

掲げた方も多いかと。

運動指導者の立場からも、

是非、達成して欲しいと

思います。

そのためのコツとして

最初のハードルは

できる限り低く低く設定して

欲しいのです。

 

例えば、今まで一切運動を

していなかったとして、

ウォーキングの習慣化に挑戦

するとします。

張り切って一万歩を目指したり

一時間以上頑張ったりすると、

三日坊主で終わる可能性大。

なぜなら、体への負担が

大きすぎて膝や腰を痛めたり

疲れすぎたり、

時間も取られ過ぎて

仕事との両立が

難しくなったりと、

止めるべき理由を

自ら作り出して

しまうからです。

そして、挫折。

自己肯定感も低下。

そうならないために、

ハードルを極端に

下げることをお勧めします。

 

例をあげると、

最初は

ほんの10分家の近くを

散歩することから始め

時間があって、

気分が乗っている時は

距離を延ばしてみる、

というのはいかがでしょう。

専用のウエアは

習慣化できてからです。

ただし、シューズは

歩きやすく、衝撃吸収のために

クッション性の高いものを

用意した方が安全です。

マイペースで続けているうちに

体力が付き、

自然と長い距離を

歩けるようになり、

歩くことを本当に

楽しいと感じられるように

なったらしめたもの。

「運動習慣」の

出来上がりです。

 

「漸進性の原則」。

トレーニングにおける

原理原則のひとつです。

トレーニングの負荷や難易度は

少しずつ高めていきましょう、

ということです。

 

是非、この原則に則り

安全で確実な健康づくりを

していくことを

願います。

 

もちろん

B-beeヘルス・ラボも

全力で応援します!

 

 

 

2021年12月

12月。

年末という実感も無く

冬と言っていいのかも迷い、

季節の変わり目という

区切りが滲んで曖昧に

なっているように思うのは

私だけでしょうか。

 

さて、

まずは人の言葉を

丸パクリで記載します。

 

「あなたが車を一台持っていて、

一生その車にしか

乗れないとしよう。

当然あなたはその車を大切に

扱うだろう。必要以上に

オイルを交換したり、慎重な

運転をこころがけるはずだ。

ここで考えて欲しいのは、

あなたが一生に一つの心と

一つの体しか持てない

ということだ。常に心身を

鍛錬しなさい。けして心身の

手入れを怠らないように

しなさい。じっくり時間を

かければ、あなたは自らの

心を強化することができる。

人間の主要資産が自分自身

だとすれば、必要なのは心身の

維持と強化だ。」

 

アメリカの投資家、経営者、

資産家、慈善家である

ウォーレン・バフェット氏の

言葉です。

 

言い得て妙。

私は30年以上健康産業に

従事し、

健康を求め集まる人達に

言葉を尽くし大切なことを

伝えようとしてきました。

それでもなかなか伝わらず

無力感に苛まれ続けている

というのに。

 

もう、付け加える言葉は

ありません。

 

2022年、

何がどんな風に

起きるのか、変化するのか。

何が起きようと

私たちがまずやることは

主要資産である

心身の維持と強化です。

2021年11月

もう、11月。

今年もあと二ヶ月です。

 

二か月後には新年を迎え

多くの人が

「一年の計は元旦にあり」

ということで

何かしらの目標を立てる

ことでしょう。

 

例えば

早朝にランニングをしようと

決め、シューズも買い、

数回実行できたものの

たまたま雨が降ったことを

きっかけに

「今日は休もう。」

次の日も疲れを理由に

「今日はやめておこう。」

そうこうするうちに

目標を立てたことも忘れ

あっというまにもとどおり。

 

似たような経験は

誰でも一度はあるのでは

ないでしょうか。

 

習慣は人生を作ります。

三日坊主との戦いは

地味でありながら

人生に関わる

大戦でもあるのです。

 

ということで、

「習慣化」をテーマにします。

 

勉強、仕事、健康づくり・・・、

続けたいことは人それぞれかと

思いますが

ここでは健康づくりについて。

 

健康づくりは、

睡眠、食事、運動の三本柱に

支えられています。

 

そのすべては、

いかに良い習慣を続けるかに

よります。

 

質の良い睡眠、バランスの良い

適量の食事、適度で体に合った

運動。これを日々の習慣に

することで、歳を重ねれば

必ず訪れる病気や怪我を少し

遠ざけることができるのです。

“少し”ですが、この“少し”が

大差です。

 

例えば、運動。

これを嫌う人はとても多い

ですね。

いやいやなので、少しでも

楽をしようとしますが

残念ながら

“楽でない”のが運動の本質。

健康のために

「やらねばならない。」

と思って取り組む理性と

「辛い苦しいめんどくさい。」

という感情のせめぎ合いです。

ほとんど感情が勝ち

続かないわけです。

 

では、続けることは

不可能なのか。

 

ここで歯磨きを例に

取ります。

誰でも一日に一度は

歯磨きをしていると

思います。

まさに習慣です。

では、歯磨きは楽しいのか。

楽しくは無いし面倒ですよね。

それでもなぜ、続けられるのか。

おそらく

怠った末の虫歯という

悲惨な結末が

容易に想像できるし、

実際に痛みを味わったことが

あるからですよね。

口臭がきつければ

人に嫌われてしまう

かもしれないし。(笑)

つまり、マイナス面を

具体的にイメージできることが

我々を行動に突き動かして

いるのです。

 

そして、運動。

多くの人のイメージは

やった方がいいけど

やらなくてもいいものと

いったところでは

ないでしょうか。

運動しなくても

少し太ったり、何となく

体調が悪いというだけで

ダメージはあまりないと

思っているのでは

ないかと。

 

しかし、それは違います。

長年運動指導の現場にいる

実感として

現代人の運動不足は深刻です。

衰えるのは筋肉だけでは無く、

骨も循環機能も脳も衰えていく。

前述したとおり

歳を重ねれば必ず

病気をし怪我もします。

虫歯、歯周病同様深刻なこと。

それを少しでも遅らせる為にも

運動は必要なのです。

 

日本人の平均寿命と健康寿命の

差が約10年。

10年間病院や施設のベッドの上

で過ごすより

自分の力で動き、自由に

暮らせたほうがいいですよね。

 

歯磨きが虫歯や歯周病を

恐れることを原動力とするなら

運動は健康を失うという

恐怖を原動力にして欲しい。

 

ことの深刻さに気付くと

三日坊主との戦いにも

勝ち目が出てくるのでは

ないでしょうか。

2021年10月

暑いですね。

10月も中旬に

なろうかというのに。

 

私の記憶が確かならば

学生時代の冬服への衣替えは

10月だったように思うのですが

今は学生の皆様、どうして

いるのでしょうか。

 

さて、「健康管理」について。

 

なぜ、唐突に

このテーマかというと

つくづく考えさせられることが

あったからです。

 

私はここのところ

庭の雑草と格闘しています。

もう何年も手入れを

してこなかったので

あえて植えたものなのか

いわゆる雑草なのかも

区別できなくなっています。

そんなジャングルに私は

意を決して

足を踏み入れたのです。

 

作業中、

いろいろな困難がある中で

一番苦戦したのが

鉢を突き抜け根をおろした

私の身長をゆうに超える

サイズの「木」の移動です。

 

プラスチック製の鉢を

突き破り直径10cm程の根が

数本、土中にしっかり

根付いていたものだから

動かしたくても動かない。

 

それだけの根を

張っていたからこそ

大きく育ったんでしょう。

 

動かないけれど動かしたい。

大人2人で汗を流し

大格闘の末、最終的には

根をのこぎりで切って

何とか移動させることが

出来ました。

 

それ以外にも、

アスファルトから

生えた謎の木と

塀との間に挟まれた

大きな花の鉢植えが

抜けなくなっていたり、

うっそうとしていて

日の当たらないところから

アロエの鉢が

いくつも出てきたりと

驚くことばかりです。

宝探しのようで

楽しいのですが。

 

そんな酷い状態ですから

すぐには終わりません。

しばらく戦いは続きます。

そしてそのすべては

「ほったらかした」

報いなのです。

まめに手入れしていれば

ここまでの思いはせずに

済んだはず。

 

そこで「健康管理」

私の中でつながりました。

 

日々感じる疲れ。

その日のうちに

入浴、睡眠、食事などで

対処すれば次の日には

元気になれるはず。

 

でも、面倒だとか

忙しさを理由に

ケアをせず溜め込む

とします。

 

疲れが溜まれば

体のどこかに不調が

現れます。

 

そのSOSを無視し続けると

病気になったり

怪我をしたりと

おおごとになるのですね。

 

通院、入院、手術という

段階になって初めて

我に返るという感じ

でしょうか。

 

毎日のケアが

面倒だとしても

通院、入院よりはましなはず。

忙しいのならなおさら

病気や怪我に

時間を奪われたくないですよね。

 

では、どうしたらいいのか。

毎日、自分の体調や気分に

注目することです。

そして、気が付いたことがあれば

すぐにケアをしてあげる。

 

睡眠、食事、運動という

健康習慣の三本柱に

過不足が無いのか

チェックすることです。

 

「ほったらかし」は悪です。

私が身をもって感じたことです。

その代償は後を引き

木を倒すときに蹴り出した側の

腰が痛み、

自分で自分を治療中です。(笑)

こういう時に便利な職業です。

 

 

 

2021年9月

 

決断力について。

 

本日9月1日、
ここ静岡県は緊急事態宣言の
真っ只中です。

 

ここ数日は感染者数も

減少傾向。

でも、自宅療養者の死亡の

ニュースを見聞きする

ようにもなり、

まだまだ混乱の中にいるのだと

安心と不安の狭間を行ったり来たり

しています。

 

そんな中、

B-beeヘルス・ラボで行っている

ヨガのクラスも休止中です。

 

実は当初、8月21日~31日の

10日間の予定でした。

ところが、近隣の感染者数が

思う程減らず

念のため、延長したのです。

 

今回のコロナ騒動に限らず

台風などでも休止の判断を

しなければならないことがあり

決断力や行動力が弱い私に

とってはこれが苦痛です。

 

自分で考え自分で決定し

実行するということ。

大袈裟に言えば

責任を持つ、ということ。

 

コロナウイルスは目に見えず

感染予防の方法も

「これで100%大丈夫!」という

決定打もありません。

流れてくる情報の真偽を見極め

つつ、その都度行動を決めなければ

なりません。

それがお客様の安全を守るため

となると責任重大です。

 

今回の休止延長も

脳みそから汗がにじむほど

悩みました。

そして決定後もウジウジと

考え続けています。

 

決めるというのは私にとって

とても不快なことなのですが

ふと、思いました。

もしかすると決断力とか判断力、

忍耐力などの能力は

こういう経験の場数によって

鍛えられるのではないかと。

 

なんだか

筋トレと似ています。

辛くてきつくてギリギリの感じ。

その後の筋肉痛。

 

ある程度の負荷は

心身の成長に、

きっと必要なのですね。

2021年8月

暑いですね。

 

約50年前から普及が進み、

今や各家ひと部屋に一台

エアコン設置が

あたりまえの現代。

エアコンがあれば

部屋の中は快適、汗もかかない。

でも当然、私たちの体に

悪影響もあるのです。

自律神経が乱されるし、

筋肉量の少ない女性は

発熱量が少ない分、

冷えに悩まされることも。

 

約60年前から広がり

今や成人ひとりに一台が

あたりまえの車。

確かに便利で必要だけれど、

でも、私たち人間から脚力を奪い

公害を起こし、悲惨な事故も生む。

 

約20年前に現れ

あっという間に

人間を操る司令塔の座に

君臨したのは

スマホ。

電車の中で他の乗客を見ると

だいたい8~9割の人がスマホを

操作している。

自転車に乗った高校生3人が

信号待ちで止まった時

同じ姿勢、同じ角度でスマホを

のぞきこんでいた時には、

面白くもあり、悲しくもあり。

スマホが私たちから

知的能力を奪っている

という研究結果は数々あり、

何より衝撃的なのは

スティーブジョブズやビルゲイツが

我が子にスマホを持たせなかった

という事実。

 

私自身、エアコンも車もスマホも

さんざんお世話になっているので

急に無くなられても困るのですが、

それでも、メリットとデメリットを

理解し、依存せず、

正しい主従関係は

保っていきたいと思うのです。

2021年7月

不安感。

 

去年からの1年半は

不安感をベースに

過ごしてきたような

気がします。

 

コロナウイルス感染の不安。

そして今、

ワクチンを打つと

どうなるのか、

打たないとどうなるのか、

という不安。

 

1+1=2というように

正解があって、

共通認識があれば楽なのに

と思います。

 

少しでも正解に近づこうと

ネットやテレビを見ると

研究者、医師、著名人など

影響力の強い人たちが

持論を主張し、

それぞれがもっともらしくもあり

疑わしくもあり。

 

そんなあやふやな

世間の空気にのまれながら

右往左往しているわけですが、

それでも時間は容赦なく過ぎて、

気付けばもう7月。

 

 

コロナウイルスは

我々人類から命、健康のみならず、

時間をも奪っていきます。

 

これ以上、奪われないためにも、

コロナという敵の策略にはまらず

この状況ですら

有意義に過ごせるよう

心を落ち着けていきたいものです。

2021年6月

すでに梅雨。

ジメジメ、どんより、

そうかと思えば

ギラギラ照り付ける

日差し。

自律神経も

対応に追われます。

 

さて、唐突ですが

「合理」について。

 

先日、100均のダイソーに

行きました。

すると店内放送で

「コロナ感染予防の為

お客様が購入した商品に

シールを貼ることはしません。

レシートは捨てずにいて下さい。」

という旨のメッセージが

流れていました。

我が意を得たり。

私は心の中でガッツポーズ。

 

万引き防止の目的でしょう。

レジ袋に入れない商品に

一つひとつ店員さんが

清算済みの目印として

シールを貼ることが、

よくあります。

ただこれは、

コロナ感染予防もそうですが、

エコの面でも疑問です。

わずかであっても

ビニールゴミを増やしています。

そして買ったばかりの商品に

他人からシールを貼られるのは

気分のいいものではありません。(笑)

清算済みかどうかは

レシートを見れば明らかで、

捨てたとしてもすぐそこの

ゴミ箱でしょう。

完全に紛失したというのなら

それは本人の責任ということで

いいのではないでしょうか。

ダイソー、さすが大企業。

その無駄に気付いて

早々に対応したのですね。

 

私たちの生活の中には

慣習だからとなんとなく

続けている不合理が

多々あるのではないでしょうか。

今回のコロナ騒動は

それに気付かせてくれる

大きなきっかけになったとも

言えるわけです。

 

でも、もう充分です。(笑)

2021年5月

GW終了。

GW中は私の暮らす

静岡県沼津市も

大勢の観光客で

ごった返していました。

 

コロナ第4波のさなか

外出を控えろという

政府の呼びかけも

空しく、ある意味

予想通りの結果が出た

というわけです。

この現象を私は

「ダチョウ俱楽部の法則」と

名付けます。

押すなと言われて押しちゃう、

外出するなと言われて

外出しちゃう。(笑)

 

とある本で読んだのですが、

人間の脳の仕組みとして

否定形は情報処理されない

とのこと。

つまり“出るな”と言われたら

“出る”が認識されてしまうという。

 

2年目突入のコロナ騒動。

ワクチン接種も始まり

その是非も議論され、

溢れる情報の中自己責任で

自らの行動を決定して

いかなければなりません。

今ほど強力な決断力を

求められる事って

今後無いのではないか

と思うほどです。

 

自分にとってよい決断をする為には

まず、情報収集。

そして、集めた情報の精査。

それを理解した上で、選択。

何よりも、周囲のムードに流されず

自分が納得できる行動を

選んでいこうと思います。

 

2021年4月

春ですね。

暖かくなって、桜も満開、

春休みの中、友達と出掛ける

子供たちの姿をよく

見かけます。

周囲の華やかな空気の影響か

特別なイベントもない私ですら

なんとなくウキウキしてきます。

 

反面、コロナウイルスとの戦いは

一年を過ぎ長期戦に突入しました。

ウキウキ感と閉塞感が同時並行に

流れるなんともカオスな日々に

戸惑っています。

 

先日初めて、我が町を

ウーバーイーツが

走っているのを

目撃しました。

都会でのみ成立する

サービスと思っていたので

正直に言って違和感。

でも、直線道路を颯爽と

走る姿は、絵になっていました。

 

コロナ騒動によって

いろいろな物事が

形を変えていきます。

今までのやり方、考え方、

風習、伝統。それらに

固執するのではなく

新風をしなやかに受け入れて

自らも日々変化していこうと

思います。

2021年3月

もう、3月です。

気候変動で四季があいまいになり

コロナ騒動の影響で

季節のイベントも無い

のっぺりとした日々の中、

気付けばもう3月。

時の流れは高速です。

 

私が仕事の場で長年心掛け

実践していることが

あります。

それは、「時間を守る」ことです。

運動指導者という職業柄、

そのクラスが

何時に始まり何時に終わるのか

という主導権をこちら側が

持つことになります。

もちろん、○○時~○○時という

大枠は施設のスケジュールで

決まっているのですが、

指導者の都合や気分で終了時間が

5分10分超過することもままあり、

指導者も参加者もそれをサービスと

思っていたりもします。

 

でも、時間は有限です。

「生老病死」。

仏陀が説くように

人は老いて病んで死ぬわけで

ろうそくが溶け落ちるように

線香の火が燃え進むように

人生の残りの時間を刻々と消費して

いるのです。

 

その有限な時間をむやみに人から

奪いたくない。

たかだか5分10分でも、

二度とは戻らない、

また、積み重なれば大きくもなる

大切なものだからです。

 

ただ私の場合、この感覚は仕事に

おいてのみ発揮され

私生活では時間を浪費しまくって

いるわけで。ダラダラと過ごしては

仕事を溜め込みギリギリにこなす

「夏休みの宿題8月31日型」です。

2021年2月

明日2月2日は節分ですね。

節分といえば鬼、

鬼といえば「鬼滅の刃」。

「鬼滅の刃」といえば

丹次郎の黒と緑の市松模様。

漫画もアニメも映画も観ていない

私ですら、連想してしまいます。

 

そんなことをぼんやり思いつつ

歩いていたら、近所のお宅の屋根が

黒と緑の入り混じった柄であることに

今さらながら気付きました。

その家の住人は

「鬼滅の刃」のフアンなのでしょうか。

それとも、偶然か。

 

あるお坊さんの話の受け売りですが、

節分の鬼は貪瞋痴(トン・ジン・チ)という

煩悩を表しているそうです。

貪はむさぼり。瞋は怒り。痴は愚かさ。

仏教では赤鬼、青鬼、そして黒鬼でその煩悩を表し

自分自身の中にいる鬼達を

外に追い出すのが豆まきの

「鬼はそと、福はうち」

であると。

追い出されたからといって鬼は消滅せず

また人の心に入り込むというしつこさ。

 

コロナ禍でまだまだ落ち着かず、

自分の中にも外にもモヤモヤした空気が

漂っているのは、

この鬼達の仕業かもしれません。

ならば明日の節分は大量の豆を買って

たとえマスクの下であっても

「鬼はそと、福はうち」と大絶叫して

盛大に鬼退治、というのは

いかがでしょうか。

2021年1月1日狩野川堤防からの富士山
2021年1月1日狩野川堤防からの富士山

2021年1月

 

あけましておめでとうございます。

 

2020年は、コロナウイルス感染症に

始まり、おさまる気配も無いままに

あっという間に過ぎた一年でした。

 

2021年、まだまだ気を緩めることは

できません。

ウイルス感染も、気候変動も、

大災害も、個人の力では

どうにもなりません。

 

できることは、目の前に起きた事象を

慌てず騒がず受け止めて、その都度

ベストを尽くして対処すること。

 

地道な努力の先に

穏やかな毎日が訪れると信じ、

でも期待しすぎず

過ごしていこうと思います。